日本精神障害者リハビリテーション学会
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<大会報告> 富山大会

富山大会は「リハビリテーション促進のための環境づくり〜より科学的に、システム的に〜」をテーマに開催されました。前日のサテライト企画では、富山県精神障がい者団体連合会の結成を含め、大いに盛り上がりましたが、大会両日も総数850名を数える盛会でした。
開会式の後、「退院促進と地域支援」と題した大会長講演が行われ、谷野亮爾先生から、ご自身の現在までのご経験を踏まえ、問題提起をも含めた貴重なお話をしていただきました。

その後のランチョンセミナーでは、水野雅文先生をお迎えして「精神科地域ケアの新展開」について、イギリスをはじめ海外の野取り組み等も交えた、今後の地 域ケアについてお話を聞かせていただきました。午後のシンポジウムでは「リハビリテーション促進のための環境づくり」について、地域で生活するための環境 づくりに関する意見交換がなされ、その後のワークショップは、退院促進・認知行動教法・家族心理教育・ケアマネジメント・チーム医療・ACT・就労支援な ど多彩なラインナップで、充実した1日だったと思います。

懇親会では、氷見うどん・ます寿司・地酒など、富山の味どころが揃い、それらを囲みながら、全国各地から集まった人々の話、輪が広がっていったようでし た。会の中盤では、富山八尾の民謡、おわら風の盆の宴が始まり、涼しげな揃いの浴衣に、編笠の間から少し顔を覗かせたその姿は、実に優美なもので「男踊 り」「女踊り」さらに伝統的な.「豊年踊り」と胡弓の音と共に富山の夜が更けていきました。
25日(土)は、朝から一般演題の発表があり、各分科会それぞれとても盛況で、活発な意見が交わされていました。ランチョンセミナーでは、岡村武彦先生を お迎えし、「精神障害者のスポーツ活動を支える薬物」についてお話いただきました。実際の活動に関する写真なども活用されたお話はとても理解しやすいもの でした。

その後の総会では、2005年度の事業・決算報告2006年度の中間報告、2007年度事業・予算案に加え、新規事業(ホームページやEDPツールキッ ト)に関する説明と、今回の富山大会に向け、当事者を含めた関係者で試行錯誤しながら創りあげた「富山大会宣言」に関する議題がありましたが、皆さまのご 協力もあってすべて滞りなく、採択されました。当日は、富山県出身の長勢甚遠法務大臣にもお越しいただき、 今後の精神保健福祉に関し激励をいただきました。

午後は、斉藤学先生の特別講座「地域で支える子育て」でしたが、公開講座という位置付けでもあり、富山市内の一般の方も多数参加されたのが印象的でした。現在の虐待についてとても興味深いお話をうかがうことができました。

学会大詰めの閉会式では、総会で決議された「富山宣言」が声高々に謳われ、サテライト企画も含め3日間、この地域では珍しいぐらいに晴れ渡る中、様々な立場の方が参加し、富山大会は大盛況のうちに幕を閉じました。(広報担当)

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